「二月の勝者」を中学受験生の子どもに読ませるべきか
こども新聞の広告で見かけるまで「二月の勝者」という中学受験漫画を知らなかった七色ママです。
マンガはあまり普段は読まないのですが、受験生の親におすすめされていたのが気になって購入してみました。
いざ読んでみると、そのマンガの中身の生々しいこと!
塾の裏事情(金儲け主義の塾の体質)や、中学受験を通しての親子の血みどろの?バトル、精神崩壊寸前?の母親や父親の描写。
わたしにとってはかなりの衝撃でした。
君達が合格できたのは父親の「経済力」。
そして母親の「狂気」。
「中学受験は課金ゲーム」
などの言葉は、すごいですね。
自分が読もうと思って買ったものの、これを子どもが読んだらどんな反応を示すか心配にもなりました。塾にかかる費用を心配したり、受験のハードさを感じてしまうのではないか、など。
でも、様々な登場人物の勉強に対する取り組み方や家庭の受験に対する考え方などをかなりリアルに知ることができるので、読むデメリットよりメリットの方が大きいのではと思いいたって、なんとなくソファの上に置いておきました。
そして、そのマンガに気が付いた長男は夢中で読み始め、あっという間に現在売っている巻まで全冊読み切りました。
読みながら、「このお母さん本当に怖いな」とか「このお父さんはやばい」、「この子に似てる子がクラスにいるなあ」とか「塾ってこんなにお金がかかるんだ」とか言いながら読んでました。
結果、「やっぱり中学受験って大事だと思う。もっと勉強しないと!」
というやる気につながったようで、一安心です。
我が家の長男はとっても繊細な性格で感受性も強いですが、とても客観的に読んでいてやる気につながっているので、たくさんの中学受験生とそのお母さんお父さんに読んでほしいです。