合格する国語の授業 物語文入門編を読んでみました
こんにちは。七色ママです。
今まで数少なかった小説の読み方を解説する参考書が発売されたので、早速購入して読んでみたところ、国語が苦手な5~6年生の子、家庭学習に悩む親にとってもおすすめだったので紹介したいと思います。
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この参考書の著者は、中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表であり、塾のわかりやすい授業が再現されています。
長男が国語が苦手なので、国語の読解法に何かわかりやすい参考書がないか、いろいろと探していましたが、この参考書が一番シンプルで、特に「物語文入門編」ということで、説明文と分けることでより解き方がわかりやすくなっています。
特に、なるほど!と思ったのは、以下の項目です。家で子どもに教える際は、この部分に気をつけたいです。
・リード文で人物関係を読み取ろう
・感情語を見つけ、プラスかマイナスかを考えよう
・選択肢の文を分けて、「罠」をみつける
まず、リード文に注目するという大事な作業を、多くの子どもたちはスルーしていると思われます。長男は、細かいところを見るのが苦手なので、何回言っても注釈を読んでくれないです・・・。リード文は一番最初に書かれているにもかかわらず、字が小さかったりして見にくいですよね。
しかし、リード文は解く人が困らないようにつけられているので、重要部分であるのは言うまでもないですね。ここから人物関係を整理することがポイントです。
次に、感情語を見つけ、プラスかマイナスかを考える。
この作業をすることで、「人物の気持ちが読み取れない」「どうしてそういう気持ちになるのかわからない」という問題を解決できます。
最後に、選択肢の文を分けて、「罠」をみつける。
出題者は、わざわざ正しくない選択肢をがんばってつくっているので、少し気を抜くだけでひっかかってしまう。それを防ぐために、選択肢の文を「前半」「真ん中」「後半」に分けてチェックする必要がある。
いろんな国語の読解法がある中で、かなり子どもでも簡単にできるものばかりだったので、ぜひ親子で読んでみてくださいね。
この合格する授業シリーズは、わかりやすくて面白いのでとってもおすすめです。