探究心を育てるには
最近、中学入試でも探究という言葉をよく耳にするようになりました。
いろいろな学校で、探求型学習が取り入れられています。
探求的な学習を行なっている生徒ほど、国語や数学などの教科の正答率が高いというデータがあるようです。
探究的な学習とは、自分で課題を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表するなどの学習活動に取り組むことです。
これからは好きな学びで評価される時代になりそうです。国立大学も五割程度を推薦入試にするようです。
自分が何が好きで、何がしたくて、何ができるのか、を明確にすることが大切です。
でも、そうは言ってもなかなか好きなことを見つけることって難しいですよね。
長男も、車、レゴ、マイクラ、飛行機、YouTubeの動画編集、魚、戦車、とどんどん移り変わっています。
むしろ、ずっと一つの興味を持ち続けることの方が珍しいですよね。
次男は反対に、そんなに取り立てて好きなものはないですが、3才頃からきのこがずーっと好きです。
食べることは嫌いですが、探したり観察したりすることが好きです。
今日も秋の気配を感じたので、近所の公園にきのこ探しに行ってきました。
じっくり探してみると、意外とひっそりと日陰にいろんな種類のきのこが生えています。
正直、わたしは全然きのこに興味がなかったけれど、次男がきのこを見つけて喜んで写真を撮ったり図鑑で調べたりするのを見ているうちに、少し詳しくなってきました。
自分に興味がなくても、子どもが興味を示したことにはとことん付き合う、一緒に楽しんでみる、関連する本を渡してあげる、そんなことが探究心を育てるのではないかと思います。
発達が凸凹な子ほど、好きなことを見つけて追究していけたら生きやすくなりそうですよね。
好きなことを見つけて、つきつめる。
↓
得意になる。
↓
周りからほめられる。
↓
自己肯定感が高まる。
↓
さらに好きになる。
こういういい循環ができて、それが仕事に結びついたら、素晴らしいですね。
仕事につながらないものでも、没頭できるほど好きなことが見つかったらとても幸せだと思います。
次男と一緒に、すこしずつ実際に見つけた「きのこ図鑑」を作成していきたいと思います。