小学生までにさせてあげたい経験とは
我が家には、現在小学6年生と2年生の男の子がいます。
二人とも、幼稚園のころからたくさんの生き物を飼ってきました。
現在は、カナヘビというトカゲに夢中で、勉強に疲れたときに眺めたり話しかけたり、一番の友達、そして一番の癒しの存在になっています。
特に、次男は現在、不登校中なので外にほとんど出たがらない日々が続いていました。
でも、このカナヘビを飼い始めてから(道端を歩いているときに見かけて捕まえました)エサをみつけるために、毎日外に出てエサとなるバッタ探しをするようになりました。
カナヘビは生きたエサしか食べないので、かなりエサ探しは大変ですが、自分がやらないとカナヘビが生きられないので欠かさずエサ取りに行っています。
本当に生き物を飼うということで、子どもたちにいい変化がみられています。
自分が誰かの役に立てている、という思いから、自己肯定感も上がる気がします。
生き物は人を癒す力がありますね。
そして、どんな小さな生き物も大切にする優しさも身に付きました。
家の中に入ってきたアリやクモなど、全部見つけたらそっとつかんで外に返す様子をみると、子どものときに生き物を飼うという経験の大切さを感じます。
生き物といいっても、犬や猫を飼える家は多くはないと思います。
我が家も犬をほしいと思いながら、賃貸なので飼えず、今まで飼った生き物は、ハムスター、バッタ、だんごむし、かまきり、アリ、メダカ、金魚、ドジョウ、カブトムシ、ザリガニです。
ほとんど昆虫ばかり・・・。
でも、虫を飼育することは一番手軽でオススメです。
簡単に採集できて、簡単に返すことができて、お世話もラクで、子どもたちも生き物を大切にする気持ちが芽生えるからです。
わたし自身は虫は大の苦手!というのは子どもたちにはナイショにしてます・・・。
お母さんが子どもが「つかまえたよ!」とうれしげに見せてくれたものを「気持ち悪いから早く返してきなさい!」って言ったら、きっと悲しく思うと思ったので。
「わあ、すごいね!かわいい!」って言ってます・・・。
でも、毎日眺めたりお世話をするうちに、だんだんかわいく思えてくるので、ぜひ何か生き物を飼うという経験をさせてあげてくださいね。