自分から勉強をやる気にするには
なかなか自分から宿題や勉強を進んでやる子は少ないですよね。
宿題をしないでマンガを読んだりテレビをみたり、だらだらと過ごしている子どもをみると、つい「勉強しなさい!」とか「早く宿題を終わらせたら?」などと言いたくなります。
ただ、そこをグッと我慢して、口を出すのはやめましょう。
口を出すかわりに、やるべき宿題や勉強と筆記用具を目につくところ、たとえばダイニングテーブルの上にそっと置いておきましょう。
人から勉強しなさい!と強制されたら、どうしてもやらされている感が強くなってやる気がなくなってしまいます。思春期は特に命令されるのがイライラするので、あくまで自分からやる気になるのを待つことが、最善です。
そうはいっても、待っているだけだと全く勉強する気配がない場合は、「16時から勉強する?それとも16時半からにする?」と、やらないという選択肢は選べない質問をしてみてください。
それで約束の時間になってもまだ勉強しない場合は、「今16時を過ぎたけど、大丈夫?」とあくまで、確認しているだけという雰囲気で声をかけてください。
大体、我が子の場合はこの作戦?で勉強しはじめます。
それでも、「今日は疲れてるんだ」とか、「やりたくない!」と言ってきた場合は「じゃあ今日はやらなくていいよ。」と無理強いはやめましょう。
宿題をやらないで学校に行って困るのは本人であり、勉強しなくて困るのも本人です。
やはり、本人がやりたくないのに無理してやらせることで勉強嫌いになることは確実です。人間は本来勉強したくなる生き物だそうです。
「勉強」というワードを聞いただけで、「嫌だ!やりたくない」と言って逃げ隠れていたうちの子どもたちでも、この作戦で今では進んで自分から勉強しています。
口を出さずに見守るということは、とても親にとっては大変なことです。
でも、この見守ることの大切さにようやく気が付いてきた今日このごろです。